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HANDA-GIKEN
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【singer song writer】

半田和巳

Charles Ullmann


【movie creator】

Club B Cinema

Adlib theater



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CHERRY BOY JAMBOREE

蔵のカフェライブ
こんにちは・こんばんは


山形自主制作映像祭

    Charles Ullmann NEW ALBUM Special interview
       

 

   

チャールズアルマンのニューアルバム発売ということで、大変遅くなりましたがアルバム特設ページを開設いたしました。今回はジャケットのアートワークを担当していただいた溝口由子さんにスペシャルインタビューを行いました。

半田技研(以下、半田):溝口さん、どうもこんにちは。今回は突然の依頼でしたがお忙しい中こころよく引き受けていただいて大変ありがとうございました。チャールズの音源を聴いて、溝口さんがどのように思い、溝口さんの心の中でどのように変換され、どんなふうに吐き出されるのか、僕は今回の音源をマスタリングし終えたとき、ひとり、ビールを片手に安堵感と充実感、そしてその溝口マジック(笑)への期待感が重ね合わさり、少年のようにワクワクして眠れなくなってしまったのです。

溝口由子(以下、溝口):(笑)ビールを持った少年ですか…危険ですね。
チャールズさんとはまだ面識が無いのですが、音源を頂いてすぐに魅了されました。( 説明や理由は私の中でしか意味を成しませんので )好きなものは「好き」としか言いようがありません。 良いものも やはり「良い」としか言えません。私は英語がほとんどわかりませんので、浮かんだ映像の大部分は、音とリズムからのインスピレーションだと思われます。全体を通して、時間・大気・呼吸等の流れや動き…といったものを想像しました。

半田:なるほど、実は私も英語がほとんどわからずにプロデュースしているという現状なのですが(汗)やはり言葉は無くとも伝わってくるものはありましたね。実際コミュニケーションとれてるし!
まあ、それはそれで。今回のアルバムの中で特に印象に残った曲、アートワークに活かされたイメージはありましたか?

溝口:そうですね、思い浮かべた映像の中で特に印象深かったことですが、『 Festival prize 』で何故か日が暮れて、夜空に星が出てきたんですね。 で、『 I am not worried 』の前奏で、その星が尾を引いてまわり始めまして… 鳥肌がたちました。 よく星座の本で、 北極星を中心に、 星が同心円に動いているような写真がありますよね。 あんな映像です。 それを私も暗い空間に浮いて眺めている感覚なんですね。本当に気持ちよかったですよ!

半田:なんと!わたしも同じような感覚を感じました!今、ちょっと背中がゾッとしましたよ。
マスタリングの際は色んなプレイヤーで音源を聞いてテストするのですが、ある時、夕暮れの中、犬の散歩をしながらヘッドホンで音源を聴いていたんですよ。歩いているうちに暗くなり、星が瞬きはじめたのですが、ちょうど曲が『 I am not worried 』にさしかかった頃だったんです。なんだか瞬き始めた星たちが北極星を中心に円を引くような錯覚に陥ったんです。けして酔っているわけではないのに不思議な感覚だったことを覚えています。

溝口:
不思議なこともあるんですね。歌詞の内容が気になってきました。本当に星のことを歌っていたりして!

半田:…歌詞の意味、ですか…やはり英語をマスターしたいですね。チャールズに聞いてみます。

溝口:はい。

半田:と、そんなわけで肝心のジャケットについてですが、素晴らしい作品。額に入れて飾っておきたい!今話していたような空間、宇宙や異次元を超越した空間を歩く自分自身が長い道程をゆっくりとしたペースで歩いていくような、少し遠ざけてみればその空間全体が自分自身の心の内面を現しているような、そんな印象を受けました。そして、いい意味でシンプルかつスリムに表現されていますね。そして今までの溝口さんの作品とはまたちょっと違った雰囲気が感じられました。色彩もすごく気に入ってます。

溝口:どうもありがとうございます。一曲一曲ごとに映像が頭に流れていきまして、それらを噛み砕いてほどいて手を動かした結果、この絵ができました。
余談ですが、(英語が苦手な故の誤認かもしれませんが)今も何となく引っかかっていることなのですが、Nowhere は no where なんですかね?それとも now here なのでしょうか?(正解・間違いの話ではないのでしょうが)どちらも正しくて、2つの意味を内包しているのだとしたら 素敵な矛盾ですね。

半田:はい、チャールズに聞いておきます…
ところで、話は変わりますが、溝口さんとお会いしてまだそれほど時間も経過していないのですが、初めて溝口さんの作品を目にしたときの印象は素直に「面白い絵だな」って思いました。どういう風に面白いかというと、水彩画とか油絵とかではなくて製図に近い感じの描き方で、しかもダマシ絵の要素を持った遊び心溢れるいままでに見たことが無い作品だなって。溝口さんにとって絵画をはじめたきっかけはどんなことだったのでしょうか?

溝口:ありきたりな話で恐縮ですが、ずっと小さな頃の一番好きなお遊びがお絵描きでした。チラシ広告や学校で配布されるプリント、試験用紙等の裏面は貴重なスペースでした。美術の授業は「授業」ではなく、 まるまる自分の好きなことが出来る「ご褒美」の様な時間でした。 絵を描くことはごく自然なことでしたので、それを始めたきっかけらしいきっかけというのは正直よくわかりません。ただ、自己表現をすることの欲求が昔から強かったことは自覚しています。その最適な方法が、自分にとっては「絵を描く」ということなのだと思います。普段は 練習→制作→実験→制作… の繰り返しです。

半田:なるほど。「実験」 というのが面白いですね。作品からもそんな印象を受けていました。たとえば、ドバーッと壁にペンキをぶちまけたりする実験作品ではなく、理科室で化学の実験をするような実験?なんか勝手に言いたい放題言っちゃってますが、溝口さんの作品は理科室が似合うと思います。・・・むむむ、なんだそりゃ?

さて、今後の活動についてですが、目標のようなものはありますか?

溝口:これからも毎日休まず描いていきます。10年毎の計画なので、ひとまずあと7年で最初の目標をクリアしてつぎの10年に繋げたいと思っています。積極的に外に向かって動いていきたいです!


半田:今回は有難うございました。おかげさまで素晴らしい作品が出来上がりました。
Charles Ullmann×溝口由子×半田技研、なんだか不思議な取り合わせで光栄です!
また是非機会がございましたらよろしくお願いいたします!

最後にですが、溝口さんとのインタビューを写真に撮らせていただいてもよろしいでしょうか?


溝口:…そんなこともあろうかと自画像を用意してみました。せっかくなのでこちらでどうぞ…


YUKO MIZOGUCHI


溝口さんへのお便りはコチラまで!

 




「Arrow Pointing Nowhere」 / Charles Ullmann

平成20年10月18日発売
CD−R・7曲収録・計36分
定価 2000円(税込) 

[収録曲]


1. Waste
2. It won't be long
3. Good morning
4. Not me
5. Festival prize >>試聴
6. I am not worried >>試聴
7. Bloody footprint blues


 
密かに制作していたCharles Ullmannの7曲入りミニアルバムが完成。アコースティクギター弾き語りのシンプルな1枚です。好評発売中!
  今回はアートワークに溝口由子さんを迎え、スタイリッシュかつ深みのある装丁に仕上げていただきました。秋の夜長に最適な1枚!是非お勧めいたします。